sekainohajimarisanの日記

重度知的を伴う自閉症の娘の事、日々の事を綴るブログ

自閉症・発達障害の子育てで参考になった本 3歳~18歳  図書編

こんにちは。

sekainohajimarisanです。

 

今日は個人的に良かった本やDVDをまとめてみました。 

 

 

生活編

 ド定番のこどもちゃれんじ

 

当時、社宅に住んでいた集合郵便受けには

「こどもちゃれんじ」で埋まってました。

障がいがあってもなくても良いですね。

みんな大好きしまじろう。

 

www2.shimajiro.co.jp

 

スケジュールの 絵カードづくりでお世話になった一冊。

特に歯磨き・脳波測定の絵は当時、重宝しました。

 

 

 自閉症発達障害の理解編

 

当時、家族短期入所という親子で宿泊できるサービスがすごい山奥にあって

そこで知り合った勉強熱心なママたちに勧められて読んだ本でした。

感覚統合の知識がわかりやすく書かれていてとても勉強になりました。

 

 

悩めるお母さんなら必ず出会う佐々木正美先生の本。 

優しい口調で躾とは真逆の回答で肩の力が抜けるアドバイスの数々。

 

時々、佐々木正美先生の講演会や会った時の話を

師匠から聞くことがあります。

 

「苦手な事より好きな事に寄り添う」「自閉症自閉症らしく」

師匠の療育の随所に活かされてました。

 

  

 当事者理解編

 なんだかんだ言っても当事者に勝るものはないですね。

 

アメリカでは統計学が進んでいますが自閉症のデーターは殆ど男の子のもので

数が少ない自閉症の女の子のデーターは10年ぐらい遅れているそうです。

日本ではなかなか治験も集まらずデーター化が難しいようで・・・

 

しかし近年、女性当事者の方の本が続々と出版されてとても勉強になっています。

 

ニキリンコさんの本は当時の自閉症理解に新しい風が吹いた気がします。

発達障害は身体障害」「自閉脳はオートマ車ではなくマニュアル車

数々の名言で自閉症の独特の文化を分かりやすく客観的に伝えてくれた

当事者のパイオニアの存在。尊敬しています。

 

自閉っ子、こういう風にできてます!

自閉っ子、こういう風にできてます!

 

 

 「操縦不可能なロボットに乗っている感じ」

色々な感覚を教えてくれた東田直樹さんは当時、衝撃的でした。

 

お母様の講演会もとても勉強になりました。

映画化とても楽しみにしています。 

 

自閉症の僕が跳びはねる理由 (角川文庫)

自閉症の僕が跳びはねる理由 (角川文庫)

 

 

 絵の上手な小道モコさん。

「何に困っていてどのような気持ちなのか?」を教えてくれて

どうもありがとうございました。

医学的な見解も書かれていてとても参考になりました。

 

あたし研究

あたし研究

  • 作者:小道モコ
  • 発売日: 2009/10/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 著者・なずなさんと娘の脳の特徴と経験が似ていてsekainohajimarisanのバイブル。

特に強度行動障害的なフラッシュバックや強迫とパニックの辛さの表現と

医師の見解で症状の理解が深まりました。

そして和らげることが出来たのは支援者の支えと

自分と向き合う事・自分を知ることを教えてくれました。

これからの娘にもタイムリーな一冊。

 

 

 テンプルグランディンさんのDVDは師匠に勧められて見ました。

効果音や映像で自閉症スペクトラムの当事者がどう見えて・どう感じているか?

を見事に表現されていて勉強になりました。 

 

Temple Grandin [DVD] [Import]

Temple Grandin [DVD] [Import]

  • 発売日: 2010/08/17
  • メディア: DVD
 

 

 心と体編

性は人権教育。師匠おすすめのアーニー出版。

でもちょっと古すぎてもう古本しかないです。

性教育のパイオニア北沢杏子さんの本はいのちの学びがいっぱいでした。

 

 

 見えないものはない。特に体の臓器の役割や形など見て触って自分の体を知ることが出来て面白い教材でした。

 

 

 

親の共感編

 自閉症の親ならド定番の「光とともに・・・」

色々重ね合わせて泣きましたね・・・

自閉症子育てあるある満載で共感しかないです。

 

光とともに… ~自閉症を抱えて~ DVD-BOX

光とともに… ~自閉症を抱えて~ DVD-BOX

  • 発売日: 2004/09/22
  • メディア: DVD
 

 福祉活動家。

「なければ作ろう」

自閉症の理解のない時代にお金も手間も活動も惜しまない明石夫婦。

ずっとずっとロールモデルを作り続けて下さり

尊敬と感謝しかありません。

 

 

 魔法の言葉かけはすべてのお子さんに有効ですね。

イラストも多くて読みやすいのも良かったです。

ABAの入門書にも良い感じで買って損はない1冊でした。

 

 

 療育編

仲の良かったママは服巻先生の療育をうけに佐賀まで引っ越して行きました。

「人は必ず成長する」と諦めない服巻先生の姿勢と

 どんなときでも思い込んだやり方と違う時がある。違う価値観がある。

色々な視点で人を育てるのだと教えて頂いた本でした。

 

 

 はてなブログでお馴染みのこばとさん。

 

師匠の療育でも養護学校でもこばと出版のワークを使っていました。

娘はリアルな視覚支援のお金のワークが大好きでした。

 

はてなこばとさんが「こばと出版」さんだと後から気が付きびっくりしました。

 

はてなで wakuteraさんが勧めてくれたこばとさんの22年間の療育エピソードも

はてなブログ同様とても勉強になりました。

こばとさんの療育も受けてみたかったです。

 

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wakutera.hatenablog.com 

 皆さんもぜひお勧めの本を教えて下さい。