今週も お疲れ様でした。
sekainohajimarisanです。
実習の挨拶に行って来ました
一昨日は養護学校の先生と娘を連れて実習先へ挨拶に行って来ました。
自閉症専門の事業所です。
幼児期は高機能自閉とか軽度と言われましたが今は重度の自閉症スペクトラム
区分判定は5で生活介護の予定です。
娘は初めての事業所にとても緊張していてトイレへ頻繁に行ったり水をガブガブ飲み前日から意識しすぎて感情がアップダウンしてました。
養護学校の先生と事業所の所長さんとスタッフの方が実習に向けて丁寧に支援の引継ぎをしてくれています。
人脈は広く道幅は狭い
療育と同じ法人の事業所なので師匠はもちろんスタッフの方が繋がっていたり
私も療育や絵画教室を通じて利用者さんやスタッフの方先輩ママ達と色々な所で幼児期から繋がっているので「はじめまして」ではなく「ただいま」という感じです。
すごい安心感があり何も心配していません。
ただ信じられないぐらい道が狭くすごい僻地なのが辛いです。
しっくりくる支援先や支援者は大事にしよう
時代が変わり福祉サービスを消費する時代になり通っていた療育も半分以上仲間が
いなくなりました。
事情は皆それぞれでしたが続々と参入する事業所、そして受給者証が使えて
送迎のある所は魅力的でした。
情報をいち早くキャッチする賢いママ達の動きはとても速かったです。
ある先輩は「療育で安いクラスのベンツ1台買えたわ・・・それでこれだよ」
私の心は揺れました。
そんな心を見透かされているように師匠が
「はっきり言ってもうそんなに娘ちゃんは伸びないよ。だけどこれからお母さんがつかまる太い柱が必要なのよ」
その当時は太い柱?どういう意味ですか?
この後、次から次へとの問題を引き起こすことになるとは思いもせず・・・
そのたびに会議を開いて下さったり、先輩ママや同期のママが話を聞いてくれたり
本当に支援も人脈も絆もどんどん太くなり辞めなくて良かったと思います。
これからはどっちに行けばよいのだろう
「なければ作ろう!」と開拓してくれたパイオニア世代~拡充してくれた世代~整備してくれた世代の自閉症の先輩ママ達とスタッフの有志を縁あってずっと見てきました。
私は丁度、福祉活動家の先輩方と福祉サービスを消費する側の今の世代の真ん中にいて
どっちらに行けばよいのか時々わからなくなる時があります。
粘り強さとドライ・・・
でも忘れてはいけないことは福祉は労働だけではなく活動でもあるということ。
次の目標は親なき後に向けて
地域で生きて地域で看取られるといいな・・・
身近にいる先輩が実践されているので
私たちも元気なうちに娘をグループホームに託し娘なりの自立が出来るようにサポートするのが今後の目標です。
「20歳まで一緒に頑張ろう!」と言ってくれた師匠とのタイムリミットも残りわずか。
若い世代の伴走者にバトンを少しづつ託せる様に動きたいと思います。