こんばんは。
sekainohajimarisanです。
最後ぐらい安心して笑って死にたいなと思っています。
今から出来ること、そして障がい者を支えるしくみを勉強中です。
子どもと離れて暮らす
なんの心の準備もなしに施設やグループホームに入所(入居)してうまくいかないと
施設やグループホーム自体に嫌な印象を持ってしまう事があるようです。
ショートステイ(短期入所)などで練習して慣れておいた方が良いそうです。
親が元気なうちに子どもをグループホームに入居させて土日は家に帰る。
今から親子が少しづつ離れて暮らす練習や心の準備をする。
将来の住まい
障がい者が親と生活する場は、大規模な入所施設からグループホームでの
地域生活へと変わってきています。(今は過渡期)
2018年4月から「日中サービス支援型」という新しい型のグループホームも誕生。
重度や高齢の障がい者は毎日外出するのが難しい為、昼間も支援できる体制。
さらに地域によって高齢者と障がい者が一緒に住むことができる「共生型」もあり、グループホームのバリエーションが増えている様です。
障がいのある子に財産を残す?
障がいのあるわが子に多くお金を残しても自分で使えなければ意味がないそうです。
それよりも、公的な制度や支援の仕組みを知っておくことの方が大切。
そして障がいのある子にとって必要になるのは
「たくさんのお金」よりも「たくさんの支援」を残すこと
施設やグループホームでの費用はどのくらい?
入所施設・・・本人の障害基礎年金から自己負担額を支払い、月々2万円くらい
は手元に残る。
グループホーム・・・地域や施設によってバラバラ。家賃助成もあり障害基礎年金で
まかなえるところが多い。(逆にまかないきれない金額の請求は疑った方が良い)
※お仕事のお昼代や余暇、趣味のお金は年金収入とは別にある程度用意してあげる。
成年後見制度・日常生活自立支援事業
大きくわけて「財産管理」と「身上保護」
判断能力が不十分な障がい者を守るための支援。
よく成年後見人の不正の話がニュースになることがありますが内訳は弁護士ら専門職による不正が1割、残りの9割は家族や親族によるものらしいです。
専門職の不正は100%悪意。
家族は後見制度のしくみが良くわからないまま後見人になり不正になってしまったということが多いそうです。
しかしここ数年、「後見制度支援信託」や「後見監督人」といった制度が強化され、不正は減っているようです。
でも成年後見制度が、障がい者には向いていないと考える家族は多いよう。
一度後見が始まると途中で辞めることは基本的に出来ず後見の報酬を払い続けるためなかなか決心がつきにくいらしいのです。
まとめ
「定期的にお金を受け取るしくみ」
「そのお金が子どもの生活に使われるしくみ」
「住む場所の確保と暮らしの仕組み」
「困った時に頼れる組織や支援者の確保」
この4つが準備できれば親として一安心だそうです。
ただここまで出来なくても地域の中でつながりがあれば放っておかれることはないので完璧に頑張らなくても大丈夫らしいです。なので気楽に準備したいと思います。