こんばんは。
sekainohajimarisanです。
突然の事業撤退のお知らせ
来春は療育、養護学校と十数年お世話になった大好きな人たちとの別れがあります。
そして昨日はヘルパー事業所から突然の事業撤退のお手紙を頂き
え～！！！なんで・・・びっくり・・・コロナで採算が取れなくなったのかな？
別のヘルパー事業所を紹介してくれるとのことですが
長年のヘルパーさんとの縁が切れてしまいました。
本当に4月から人間関係も生活も０からのスタート・・・
10年ぶりのおしゃれ番長との再会
ちょうど撤退のお手紙を貰う数日前にアート系の事業所の見学をすることになり
お電話をしたら偶然にも撤退するヘルパー事業所の前所長さんでした。
学童期に荒れていた娘のケース会議にも毎回、参加してくださっていて
お洒落で福祉に熱く異才なオーラを放っておられる方で。
「なんか芸能人みたいな人来たよね・・・(笑)」
と当時、養護学校の先生と師匠をザワザワさせたあの方。
10年ぶりの再会。当時受けたギラギラ感は少し消えていたものの相変わらず
色の合わせ方が素敵なカジュアルファッションでスニーカーまでおしゃれ。
おまけにオッサンなのにめちゃめちゃいい匂いがする～。
お互い、10年前の娘の話をしたりアトリエや施設内を見学させて頂きながら
アート作品で利用者さんに収益を還元する面白いしかけを
色々教えて頂きとても勉強になりました。
福祉の熱い思いもまだまだ健在。
さすがおしゃれ番長！！
再会できて嬉しかったです。
可愛くて優しい気持ちになれる作品がたくさんありました。
少しでも利用者さんに還元したくて購入。
パッケージに利用者さんの絵を提供。
そして著作権で利用者さんに還元。
1円でも多く利用者さんの工賃として還元させたい熱い思いに胸をうたれました。
なのにしまった・・・コラボ商品ではなくノーマルタイプを買ってしまった・・・
コラボ商品はパッケージの箱にとても可愛い小鳥のイラストが描かれてたのに・・・
バカ・・・
愉快なヘルパーさんたちの思い出
小学部～高等部まで色々なヘルパーさんたちとの出会いがありました。
師匠は「ヘルパーさんに目を光らせないとダメだよ」と教えてくれました。
就職できないような人がやっていたり、変なのもいるから。あとは・・・
・自閉症の知識を自信を持って押し付けてくる人
・お金の入った財布は毎回チェックすること
・縁がなかったり気持ちがないと自然に離れていくかすぐ辞めるもの
・一番危ないのは口がうまくて緊張しない人
「そうなんですか？！」とヘルパーさん利用初心者だった私も
十数年たつと本当に師匠の言う通りだったなと思います。
自閉症って何？と髪の毛を激しく染めた若者は娘を先入観なく
普通の人として支援してくれました。
寡黙でちょっと気が利かないな～と思う人の方が余計なことをせずに
まじめに何十年も続けて支援してくれたり・・・
師匠が言った通り口がうまくて緊張しない人が本当に危険でした。
（娘のお金で自分の買い物もしていたそうです。その方が辞めてから別のヘルパーさんの報告で明らかに。本当に口が上手くて要領が良くて全く気が付きませんでした。）
※でも8割はまじめで一生懸命なヘルパーさんたちで
所長さんも何となく危なさそうな人は一人で付かせないようにしていましたが・・・
本当にお世話になりました
小学部の4年生ぐらいまでは色々なヘルパーさんが入れ替わりましたが
余計なことは言わずにひたすら娘に向き合ってくれるヘルパーさんが
高学年から高等部まで娘と私をずっと支えてくれました。
もう家族のような・・・生活の一部のような感覚になってしまって
お別れがとても辛いですが
長い間、本当に本当にありがとうございました。
