こんばんは。
sekainohajimarisanです。
今日、スーパーで肉を見ていた時に素朴な牧場をイメージしたBGMかと思って
聴き入っていたら後ろで買い物をしていた爺さんの口笛で笑いました。
全く話は変わりますがTTAPの検査を受けた結果が先月来ました。
自分が忘れないための備忘録としてのまとめ。
TTAPとは (TEACCH Transition Assessment Profile)「ティータップ」
TEACCHプログラムの中で、自閉症の青年を対象に開発された総合的な評価方法。
領域別に、多様な機能について評価し、強みと弱みをあきらかにするとともに
今後の課題や必要な支援の手立てを明らかにすることを目的にしている。
検査所要時間:約2時間 ぐらい。
6つの領域別の評価
- 職業スキル
- 職業行動
- 自立機能
- レジャースキル
- 機能的コミニュケーション
- 対人行動
直接の検査観察尺度だけではなく家庭尺度や作業所尺度があり
家庭と事業所にも協力してもらった。
本人機能レベルをより総合的に、実生活に即して評価することができた。
TTAPの評価
合格 独力で課題を達成
芽生え 課題を達成するための部分的な能力を持っており援助があれば遂行可能
不合格 多くの援助なしにには課題が達成できない
娘の評価とまとめ
作業スキル
・見てわかる支持にはとても忠実に応じる。
・職業スキルの習得は非常に良く出来ている。
職業行動
・いくつかの困った場面で援助要請をすることが自発的にできない。
・言葉やカードで相手に要求を伝えようとするよりも実力行使になりやすい。
自立機能
・スケジュールに従って活動を理解し、移動や作業をする事はできる。
・自発的にスケジュールを活用することが出来ない。
レジャースキル
・一人で休憩時間を過ごす、簡単なゲームの理解は合格。
・後かたずけ、ワークシステムへの反応は芽生え
機能的コミニュケーション
・エコラリア的なものが多く場面に合った発語も見られるが
全体的に自発的なコミニュケーションが少ない。
対人行動(集団で仕事をする能力や適切な対人関係の持ち方)
・ほぼ不合格
・空笑いや独り言、貧乏ゆすりなどの行動がみられた。
娘の評価と課題
・視覚的な情報を手がかりにして課題に取り組むことが良く出来ている。
・初めての場面で適切に自分で判断して行動することが難しいが一度、何をすればよいか理解できると次からは自発的に行動できることが増える。
・経験したことを身につけたり、決まった手順や流れを覚えることが得意。
・一方、言葉だけの指示では求められていることがわからないことが多く
自分から必要な援助を求めるや確認を求めることが十分に出来ない。
・スケジュールやワークシステムを活用し、一連の活動の見通しが持てるようにする。
・具体的な要求や援助を求める為の手段を視覚的なカードなどを使い伝え方、表現方法を教えていく。