お疲れ様です。
sekainohajimarisanです。
昨日は精神科医の先生と重度知的の肥満対策を相談して来ました。
重度知的は動機づけが難しい
事業所から出てくる娘と同じタイプの先輩たちも大半まるまるしていて
愛くるしい体系。
「 ちょっと食べ過ぎたから控えよう」とか「痩せてモテたい」とかそういう思考が
残念ながら薄いので重度知的は運動や筋トレの動機づけが難しいんですよね。
なので遊びながら痩せるアプローチとかカロリー控えめな食事ぐらいの対策。
「親御さんは日々、疲れて大変だから僕から事業所スタッフに伝えておくね・・・
気休め程度の運動アプローチだけど。」
先生、わかってるね。もう親は最終回のフランダースの犬のネロ状態なのよ。
黙っていると・・・
事業所と先生が繋がっているって素晴らしい。
師匠に「親が黙っていると子どもが犠牲になるから言え!!」と
sekainohajimarisanはよく怒られるのですがやっぱり
色々なこと考えちゃって言いにくいんですよね・・・
療育で一番最初にやらされたことは姑に「嫌だ」という練習(笑)
また支援のファーストペンギンをやらされるんですけど
このご時世に誰もついてこないという・・・(笑) むしろ戻ってるって(笑)
後にも先にもこんな療育を受けたのはsekainohajimarisanだけだと思います。
みんなもう割り切って働いてますからね。
そういうシステム大歓迎
娘のお迎えに行ったときには先生がもう相談内容や
プログラムの提案をスタッフにの方に伝えていて
「連携させてもらいますね」と言われました。
なるほど・・・なるほど・・・
この先生を通じて動くシステムなんだ。
親が直接言わなくても発達障害の第一線で活躍している
先生を通じての連携システム逆にありがたすぎる!!
「私達は素人集団だから」「親の意見スルー」
あの日のスタッフの電話の意味がやっとわかりました。
もっと新人のsekainohajimarisanに詳しくシステムの説明してほしかったわ。
また煽られてファーストペンギンやらされるところでしたよ・・・
先生、 痩せる薬はありませんか?
「サノレックスという薬があるんだけど副作用があるし
覚せい剤と同じ成分が入ってるんだよね・・・
あと市販やネットで売っているダイエット食品は大半は効かないよ。
効くのはやっぱり覚せい剤と同じ成分が入ってるやつだから・・・
痩せる輸入サプリや薬も副作用が強いから娘さんに飲ませないでね。」
「はい・・・軽々しく薬は使ってはいけないんですね・・・」
無知だったので勉強になりました。
サノレックスのまとめ
- サノレックスは古くから使われている抗肥満薬だが、その効果には不明な点も多く副作用もある。
- サノレックスはかなり高度な肥満症にしか使えず、この対象になる人は少ない
- サノレックスには体重を減らす効果はあるが、それによって健康になれるかはよくわかっていない。
- 重度知的は副作用の訴えが難しいので使用は難しい。(うつ症状が出やすいので精神疾患を持っている方は悪化しやすい)
諦めるのは大人
結局、地道にカロリー控えた食事と運動しかないという当たり前のこと。
輪をかけて重度知的の動機づけの難しさもあるので
もういいよ〜とsekainohajimarisanは何度も思うのですが
娘の支援者がなんかいつもアツい。
「諦めるのは大人」「みんなで頑張ろう」
それに刺激されてsekainohajimarisanは
脳内でキンプリ平野くんの
「お前はそれでいいのかよ」が再生され(笑)
はいはい、と重い腰を上げる日々。
なぜこんなにも娘が応援されるのかって・・・
それには伝説の先輩Aちゃんの存在があって
とにかく師匠や先輩たちが言うにはAちゃんと娘が似ているらしいのです。
このお話は長くなるのでまたの機会に綴りたいと思います。
とりあえず揚げ物控えて食事気を付けます。